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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

ギャンブラーな日々

2006.6.12 15:35

私は行列に並ぶのが大嫌いだ。
だから、お昼時の混雑したスーパーのレジも並びたくはない。
しかし「平岸の東急ストア」にはコンビ二では味わえない弁当や惣菜がある。なので嫌でも並ばなきゃいけない時がある。
どうしても混雑していて並ばなきゃならない時は、そのレジに並んでいるお客達を鋭い洞察力を生かし瞬時に判断し、どのレジが一番早く進むかを計算する。
そして数あるレジの中からベストレジ列を見つけ、すぐさま並ぶという賭けに出る。
まさに「ギャンボー」です!
「勝ちレジ」を選ぶか「負けレジ」を選ぶかの「ギャンボー」です。
この「ギャンボー」は負けてもお金を失うことはないが「敗北感(ストレス)」と言うものを思いっきり頂戴する。
先日も「昼時東急ストアレジギャンボー」をした。
8つのレジ列は皆同じように7人位づづの列であった。
しかし「レジ列ギャンブラー」の私はとっさに右端の2つの列に目をつけた。

レジ列ギャンボーポイント

  • 並んでる人間の買い物かごの中身確認
  • (商品点数、商品代金、漬物等のビニール袋が必要な商品の有無)

  • ばあさん数の確認
    (ばあさんは財布を出すのが遅い、財布の小銭を出したがる)
  • 女子高生の集団の有無
    (女子高生は3人位で並んでいても商品点数が少ないので、おばさん1人分以下になる)
  • モタモタとレジのそばで並ぶ列を悩んでいる暇は無い!昼時はそのチャンスをすぐ他の客に奪われてしまうっ!私は即座に右端の2列の女子高生3人が含まれる側の列へ「ギャンボー」!!
    悩んだもう一つの列と、私の並んだ列を比べながら順番を待つ。
    「よしよし、隣の列のばあさんの方がこっちの列のばあさんより商品数が多い・・この3人の女子高生も3人でお菓子5つ・・・勝ったな・・・」
    と、思いきやっ!女子高生の一人が
    「ちょっとまってて〜『じゃがりこ』忘れてた〜」(何っ!?)
    「貴様ら〜っ!商品数増やすんじゃね〜っ!俺の緻密な計算が狂うじゃね〜かっ!」と心で叫ぶ。
    しかし「じゃがりこ」の1つや2つでは俺の計算では隣の列には負けない!そう思って隣の列を見ると。
    「ぬぉ〜、俺より後に並んだはずの「和服のババア」が俺より1人分進んでるじゃね〜か〜!?ど、ど、ど〜いうこった〜っ!」と思い隣のレジ係りを見ると・・・「は、早い・・・べ、ベテランだ・・・」
    そして、自分の列のレジ係りを見ると・・・「お、遅い・・・襲いたくなる程遅い〜・・・」
    良く見ると、胸には「研修中」の名札。
    お前の名前は「ケン・シュウチュウ」か!中国人かっ!的なツッコミも入れることも出来なく、初歩的なチェックミスをした自分に気付き、今回の「ギャンボー」の負けを覚悟したその時!
    「神風」が吹きました。
    混雑時なのに、あまりの手際の悪い「ケン・シュウチュウ」に苛立ったと思われる、手の空いてた「ベテランレジおばちゃん」がヘルプに入る!
    見る見るうちに進むレジ。私は自分の買い物をざっと計算し小銭を用意!隣の列の「和服のババア」に追いつく。
    私が払い終わり、レジを通過した時点では「和服のババア」をブチ抜いていた。
    「とりあえずドローだな・・・」と呟き、私は「東急ストア」を後にした。

                  お金を賭けたギャンブルは、なまらしょっぱい団長 佐々木

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