
2006.6.17 04:04
「マスター・・・アタイってそんなに、魅力の無い女かな」by あけみ。
どうも、黒岩です。
俺の母の名は「むっちゃん」以前にもブログで書いた事があるがとても気さくな女である。
長年、ススキノの女を演じてきた女である。
俺が、小学校の時こんな事があった。
その当時住んで居た家は、居間とキッチンが一緒の家でした。
夕食を作る為に台所に立つ、むっちゃん!
フライパンがシャカシャカと音をたて、肉の良いに匂いが狭い部屋を一気に包み込む。
この時、むっちゃんはススキノの女から2人の息子の母になる。
俺は、寝転がってテレビを見ながらむっちゃんが作る晩ご飯を待つ。
「ジュワ〜〜、シャカシャカシャカシャカ、ジュワ〜〜〜シャカ・・・シャカ・・・・・・・・」
・・・それ迄、肉を炒めていたフライパンの音が止んだ・・・。
なんだろう?と思いむっちゃんの方をを見てみると、むっちゃんの肩が微妙に揺れている。
・・・泣いているのか!?
俺は、幼心にも仕事で嫌な事があって泣いているんだ!と思い見て見ぬ振りをしていた。
すると、今迄肉の良い匂いがしていた居間が一瞬にして悪臭に包まれた!
俺 「臭っ!」(思わず叫んだ!)
今迄!、泣いていたと思っていたむっちゃんが!
「アッハッハッハッハ〜 ア〜 アッハッッハッハッハ〜」
アッハッハッハッハ〜」
気が狂ったかのように笑い出した!
俺 「むっちゃん!屁こいたべ!」
むっちゃん 「アッハッハッハ イヤねっ!アハッ!スカシッペしたんだけど黙っていれば、バレないか
と思ったんだけどハッハ、あんたの「臭っ!」でおかしくて、おかしくて」
一切泣いていない!さっきの肩の微妙な揺れは、笑いをこらえてただけかよ!俺のさっきの気づかいは何?母を気づかう息子の優しさ!踏みにじり!しかも土足!怖いわ〜。
その後、むっちゃんのスカシッペの臭いが鼻の奥に残る中、夕食を頂きました。
食事中もむっちゃんは、思い出し笑いを連発!。今度はホントの涙をながしながら。
恐るべし!ススキノの女。
そんなむっちゃんを思い出しながら作りました。
もやしと挽肉卵炒め。
ここから女性不信が始まる黒岩