2006.9.26 06:06
ありゃぁ〜犠牲フライだな!
どうも、黒岩です。
先週の木曜日「ガズヒロマン」が黒○にシャケを持って来てくれました。
その日は給料前の木曜日とゆのもあり、お店は超〜暇!ゼロ・・・。
12時頃お店のドアが勢いよく開いた。
カズヒロマン 「お疲れ〜っす!」
黒岩 「お〜お疲れ〜」
カズヒロマンが一瞬真顔になった。
黒岩 「どうした?珍しいな!」
カズヒロマン 「シャケ持って来たっす!」
大きなビニール袋を抱えて、厨房に入って来た。
きっとカズヒロマンの想像では、お店のドアを開けるとそこには数名のお客さんが居てシャケを持って来たカズヒロマンに歓声が上がる所まで想像していたであろう。
ごめんね!カズヒロマン!期待を裏切っちゃって!
一瞬うろたえたカズヒロマンだったが、シャケについて説明を始めた。
「これっ!イクラっす!このシャケからさっき出したばっかりのイクラっす!一応醤油で味付けしてますけど、俺的な味付けなんで口に合わなかったらなんか足して下さい。そしてシャケですけど内蔵とかはさばいて塩振ってあるんで後は、切身にするなりちゃんちゃ焼きにするなり自由に使って下さい!バッチリです。」
ありがとう!カズヒロマン!
カズヒロマン 「なんか食わせて下さい。」
黒岩 「なんかって?どんな物?」(丼な物?)
カズヒロマン 「なんでもいいです!お任せで!」(それが1番困る。)
黒岩 「なんも!お客さん居ないからって気を使わなくていいぞ!」
カズヒロマン 「いや!マジで腹減ってんすよね!コンビニで飯買って帰ろうと思ってたんで」
カズヒロマンはお酒を飲まないので、「生姜焼」を出してあげたが恐ろしい程の早さで食べ終えた。
どうやら車を路駐しているらしくちょっぴり慌てていた。
黒岩 「カズヒロ!車、やばいんじゃないか?」
カズヒロマン 「あっ!そうっすね!じゃぁ!俺、行きます!お疲れした!」
急いで出て行った!お金も払わずに・・・。(食い逃げかっ!)
カツカツカツ!バタンッ!
カズヒロマン 「黒岩さん!俺、お金払ってなかったっす!」
黒岩 「あっ!いいよ!シャケ貰ったし!」
カズヒロマンは店内を見渡し。
カズヒロマン 「いやっ!払います!イクラっすか?」
黒岩 「いいって!イクラも貰ったし!」(俺、あんまり食べれないけど)
カズヒロマン 「・・・じゃあ!ごちそうさまでしたぁ〜」
そう言い残して、カズヒロマンは長い髪をなびかせながら帰って行った。
その後、誰一人来店することなく俺は、シャケをどう料理するか悩んでいた。
シャケナベイベー黒岩