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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

ラーメン。

2007.1.8 06:17

「お母さん!今日お父さん、公園のベンチに座っていたよ!」

どうも、黒岩です。

今日、前から気になっていた平岸にあるラーメン屋にランチしに行きました。

蒸気で外から中は見えないので、ちょっと恐る恐る。

勇気を出して中に入ると、カウンターだけの店内はお客ゼロ・・・・。

しくった!

中年太りでハゲ散らかした店主と四十肩に悩む金髪のレディース上がりの妻らしきババア。

カウンターには、プロが撮影したであろう綺麗なメニュー。

俺はとりあえず、写真でも美味しそうだった「スープが自慢!」と書いてあった物を注文した。

待ってる間、辺りを見回してみるとカウンターの隅にノートパソコン(完全に使っていない)サランラップが貼られたFAX、剥がれた壁、そしてカウンターの中にはやっぱり金髪のババアと完全にテンパっている油まみれのハゲ散らかした店主。

スポニチを見る俺、エグザエルの一人が重い病気になっているらしい、おっ!チャンスだ。

そこで、店主がいきなり店を出て行く!離婚か?

どうやら、出前に出掛けたみたいだ。ちょっと待てよ・・・俺のラーメンは誰が作るの?

不安になった俺は、厨房に目をやるとなんと!金髪ババア眉間にシワをよせながら俺のラーメンを作ってるじゃないか!!

・・・・終わった・・・もし!ドラえもんが居たら時間を戻してもらうのに。

金髪が出来上がったラーメンを運んで来る。(足を引きずって)

どんぶりいっぱいのチャーシュー結構旨そう!期待を胸に色の剥げたレンゲでスープをすする。

うん!ぬるい!!!

ちょっとでも期待した俺がバカだった!ぬるいラーメンは最悪だ!スープ一気飲みできるぜ!

何処が「スープが自慢!」だ!これじゃあ藻岩山スキー場のラーメンと変わらんぞ!

これだったら「ぬるさが自慢!」と書け!

ここからは、怒りの味しかしない・・・これ以上ぬるくなるのが嫌な俺は、殆ど噛まずに胃に流し込む。そして、スープも麺も残してお金を払う。

俺 「ごちそうさまです。」(一応大人ですから)

金髪「あれっ!?何ラーメンでしたっけ?」

・・・・客、俺しか居ね〜んだから覚えておけや!しかも、あんたが作ったんだろ!

呆れ気分で、店を出る時入口で出前から帰って来たハゲ散らかした店主とすれ違う。

「ドンッ!」俺とぶつかる。

何も言わね〜〜〜〜〜!「すみません」も「ありがとうございました」も。

お願いです!店閉めて下さい。(今週中に)

                           冒険失敗の黒岩

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