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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

風になる時

2007.8.1 08:05

「子供も一緒に行くんだけど・・・やっぱそうだよね・・・。」

どうも、黒岩です。

今日は天気が良い!そんな日は、鉄馬に乗らない訳にはいかない。

セルを回すと俺の体中に集合管のサウンドが響き渡る。

エンジンが暖まり、クラッチを切りギアをローに落とす。

「プスン!」エンストしやがった。(誰も見てね〜)

もう一度、セルを回してエンジンをかける。やっぱりいいサウンドだ!

「フォーン フォンフォーン」軽快なシフトチェンジ!通行人の視線が俺に集まる(っているはず)

3速、4速!4千回転くらいのシフトチェンジが最高だ!

「プスン!ボーーーー」パワーダウン!

・・・・・でた!

ガス欠だ・・・・・。

だが今日の俺は運が良い!20メートル先には、ガソリンスタンドがある。

しばしの鉄馬との散歩も悪く無い。

息を切らしながら「ハイオク満タン!」

満タンになった鉄馬のガソリンタンクはさっきより重くなっている。

それから、鉄馬をバンケイの山道へと誘い込み、コーナーを攻める俺。

コーナー手前、メーターの針は○20キロを指している。

・・・・怖い!

エンジンブレーキで、速度を落とす。(チキンな俺)

昔は余裕だったのに・・・・。

だが、山道を抜ける時には鉄馬と一体となっていた。

気分の良い俺は、遠回りをして街中を走り抜ける(調子コク為に)

街中に入ると何故か、股がちょっと開いてしまう。

「街中仕様」だ!信号待ちになると強引に交差点の先頭に出る。

そう!注目を浴びたいがためである。

信号が青になると、俺が!俺が!の猛ダッシュ!!

他人がそんな事していた日にゃぁ「あいつ、何、調子こいてんのよ!」っと思うが、ついやってしまうバカな俺。

気づけば、3時間も鉄馬に乗っていた。

北海道の夏は短いからね!思う存分乗らなきゃさ!

                     鉄馬に女は乗せない黒岩

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