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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

「ネバーサレンダー」 第5話 作:黒岩

2008.2.24 06:09

ブタゲルゲ刑務所の所長が歌う「メリージェーン」で深い眠りについたヨタナベは上のベットで寝ているモロチンコの叫び声で深夜に目が醒めた。

「マサチューセッツ!!」

ヨタナべが驚いてベットから飛び起きた瞬間、バランスを崩して冷たい床に倒れてしまった。

「・・・・おっ俺の義足が無い!!・・・・まさか・・・」

ベットのパイプを掴み、よじ上ってみると信じられない光景が目に飛び込んで来た。

「マサチューセッツ!マサチューセッツ!!」

こう叫びながらヨタナベの義足をモロチンコはもろチンコに叩きつけていた

「モロチンコ!!俺の義足でなんて事をしてるんだ!!」

「ヨ、ヨタナベ!起きてしまったのか!」

「俺の義足を返せ!!」

凄い形相で義足を奪い取った。ヨタナベの義足はベトベトしていた。

「・・・ヨタナベ・・・すまなかった、俺は14歳の頃から義足でしか、エクスタシーを感じる事ができないんだ!」

モロチンコは極度の義足フェチだった。

「ヨタナベ!お前が悪いんだ!俺に義足の事を教えなければ俺は、このまま義足の事を忘れられたのに!!」

「そんな事言ったって、まさかこの世に義足をチンコに叩きつけて喜ぶ人間が居るなんて考えれるはずがね〜だろ!!あっ!ところで!お前!小指の爪の所には振れてないだろうな!」

「ああ、小指の所なんか触っちゃぁ〜いね〜さ!足首しか触ってね〜よ!それがどうしたって言うんだ!ヨタナベさんよ〜」

未だモロチンコはもろチンコを出しながら偉そうに答えた。

「・・・イヤッ・・・それならいいんだ・・・なぁモロチンコ、もう二度と俺の義足でこんな事をするのは辞めてくれ!なぁ約束してくれ」

「ハッハッハッハッハァ〜ヨタナベさんよ〜その約束は出来ね〜なぁ〜知ってしまった以上わなぁ〜ヘッへ!」

ヨタナベはモロチンコに義足の話をしてしまった事を後悔した。実はこのヨタナベの義足はマサチューセッツ工科大学で密かに作られた世界でたった一つの義足だった。しかもこの義足には人には知られてはいけない秘密が隠されていたのであった。

っとその時!起床時間を知らせる声が聞こえて来た

「おはようございますっ!!起床の時間がやってまいりました!」

高い声でブタゲルゲ刑務所の副所長「オグラ」今日も叫んだ!

「もうこの刑務所に居る事は出来ない・・・よっし、今夜決行しよう」

ヨタナベは脱獄を決意したのであった。

「よ〜し点呼の時間だぁ〜全員部屋の前に並べ!」

ヨタナベはモロチンコのただならぬ殺気を背中に感じながら整列した。

すると迎え側の列の囚人達がこんな話をしていた。

「なぁ!聞いたか!?今日、あの誰もが恐れる凶悪犯罪者の「ゴロウ・クロイタ」がここに移送されてくるらしいぞ!」

「えっ!!まさかアイツが!!おいおいこりゃぁこの刑務所も終わりだな〜そんな事なら、独居房に入っている方がまだマシだぜ!」

「ゴロウ・クロイタ」とは、いったい何者なのであろう!

そして!ヨタナベの義足に隠された秘密とは!?

第6話!「エド」に続く!!

                         黒岩

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