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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

「ネバーサレンダー」 第6話 作:エド

2008.2.25 12:03

「イチ!」 「ニッ!」 「サンッ!」 「201号異常な〜し!」

いつもの様に朝の点呼が行われるここ 「ブタゲルゲ刑務所」 だが
昨夜のこともありヨタナベの気持ちは、複雑だった。

「モロチンコは俺の足をあんなふうにしちまうし、凶悪犯は来るし、脱獄するっつったってどうすりゃいいのかわかんね〜し・・・・」

と「義足」をきれいにみがいていた。

そこへ朝食をとりに『アジア系』の犯罪者グループがヨタナベ達の前を通った。
一人の男がヨタナベの「義足」を、はじめて女のあそこを見るいきおいでみている。

「なに見てんだっ! こら!」

そいつが通りすぎてから中指をたてるヨタナベであった。(本当は薬指をたててた。)

すこし不機嫌なヨタナベは気分転換に朝立ちしながら得意のスクワットをしてた。
するとさっきの奴らが朝食から帰ってきた。
・・・・やっぱりみてる。
ヨタナベも、ありったけのシワを眉間によせ男をにらむ。
広い所内のそこだけ、一触即発の危険な空気とモロチンコの体臭が漂う。

が、よく見ると男は何か語りかけてる様に見えてきた。

『ウコ オリ』

何かいってるぞ!ヨタナベは必死にそれを解釈しようとするが全く見当がつかない。

「りんご?」・・・しりとりじゃね〜し!。

男は、目の前まで来ていきなり『入れ歯』を取り出し何かをヨタナベに向かってなげた。
チャリ〜ン、高い音に向かって目を追うとそれは、なっ なんと「鍵」だった!!!

ヨタナベはその「鍵]を覆いかぶさるように隠すと
男がさっき言ってた事が何かわかった!
そして顔をあげると男は振り返り、こう言ったのである。

『ミ・ツ・コ・モ・リ』

ほんの何秒かの出来事で、重要なキーワードを入力されそれを解読したヨタナベは、
12Rを戦ったボクサーのような息使いしていた。
男は何もなかったかのように歩いていったが、ケツにはくそがついていた。

「この鍵はひょっとして・・・」


さ〜「鍵」をもらったヨタナベはどうするのか!
そして凶悪犯「ゴロウ・クロイタ」とはいったい何者か!
第7話!、「アブ」につづく!!


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