2009.2.3 10:31
「トムヤンクンのコクはどう出せばいいのってか!?」
どうも、黒岩です。
ある日曜の昼下がりお腹が減った私は、何処へ何を食べに行くも決めずおもむろに車に乗り込む。
エンジンをかけてしばらくボーットしていたが、結局近所のスープカレー屋へ行く。
お店に入ると日曜日だけあって、店内は家族連れやカップルで賑わっていた。
1人の私は自然とカウンターに案内された。
カウンターには、すでに1人の男が座っていてうつむき加減で携帯電話と向き合っていた。
注文を住ませ待っている間もカップルや若い男女の団体が店内に流れ込んで来る。
それぞれのテーブルからは、楽しそうな声で色々会話が店内を包んでいた。
そんな中1人でカウンターに座っている俺と隣の男・・・なんだか空しい!やっぱり日曜日にここを選択したのは間違いだった。
社交性の無さそうな隣の男は未だに携帯電話をいじっている。廻りから見たら俺と隣の男は同じに映っているんだろうな〜などと考えてしまう。
そう思うとカレーが出来上がる時間が凄く長く感じてきてしまう。
そこへスープカレーが運ばれて来た。
店員 「大変お待たせしました〜1人ぼっちのお客様〜」等と言われても居ないのにそう聞こえてくるような気持になり始めていた。早く食べて店を出よう!
いつもとは早いペースでカレーを食べていると後ろに座っていたカップルの声がかすかに聞こえてくる。
男 「ヒソヒソヒソ○△□×△だよなぁ〜」
女 「わかるぅ〜○□×△●だよね〜」
男・女 「ワッハッハッハッハッハ〜」
・・・・・・・完全に俺の事見て笑ってる!!日曜のランチを1人で食べている俺の背中を見て笑ってる!!オウムに家族の秘密を握られている!
もうこうなると店内のお客全員が俺を見て笑ってるように感じてしまう。
更に早いペースでスープカレーを食べ終えて上着を着る時、不覚にも柱に手をぶつけてしまい、また笑われている感に襲われながらもレジへ行くと、笑顔の店員も俺を笑っているように見える!きっちりお金を払い俺は店を後にした。
「あとがき」
完全に被害妄想である!俺を見て笑ってるなんてる!そんなことある訳が無い!なんなら俺なんて一切眼中に無いはずだ!
まぁ白鳥の湖の格好してスープカレーを食べてたなら笑われて当たり前で、笑わせにいってるんですから!
皆さんもそんな超〜〜被害妄想経験ってないですかね!?
ある訳ね〜な!
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被害妄想研究家 黒岩