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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

真夜中の訪問者達。(サラリーマン篇)

2009.3.13 08:59

「悲しい時ぃ〜。 最近DVDを借りて見た映画が金曜ロードショーでやる時ぃ〜」

どうも、黒岩です。

俺、お弁当屋に行くと決まって「のり弁」か「唐揚げ弁当」を注文してしまう。

何故かとゆうと、目の前に店員が居るからである。

その店員は「早く注文すれや!!」とは言わないが、そう思っているオーラーを出している。

いやっ!やっぱり出していない・・・それなら何故!?

それは、俺が店員だったら確実にそう思うからである!ってゆうか思っていた。

若い頃お弁当屋でバイトをしていたからだ。しかも兄弟で・・・。

そこのお弁当屋は24時間営業で、俺のワークタイムは21時〜深夜1時迄の4時間、リトルデンジャラスタイムである。

それは場所が問題になってくる!俺がバイトしていたお弁当屋は電停中島公園の向え側にあったからだ。

上司に散々文句を言われ酒を飲んで帰って来るサラリーマン、お客にしたくも無い笑顔を振りまいてきたホステスさん、場所柄近所に事務所を構えていらっしゃるそっち系の方々!まさにヒューマンスクランブルだ。

みんなストレスを溜め込んで深夜のお弁当屋に入って来る。必然的にそのストレスの矛先は俺に向く。

酔ったサラリーマンには、絶対に注文を繰り返さなきゃならない。

サラ 「お兄ちゃん!からあげべん、からあげ弁当ちょうらい!刈り上げじゃないぞ!ハッハ」

俺  「・・・・はいっ唐揚げ弁当ですね!」

サラ 「あっ!あとれ〜スープ!味噌スープもちょうらい!」

俺  「それでは、唐揚げ弁当1つとみそ汁を1つでよろしいですね!」

サラ 「そう!それっ!それでいいよ 早く作ってれ〜。」

早くそのサラリーマンをクリアしたい俺は、急いで厨房に入り作り出すが唐揚げはその場で揚げるのでどうしても時間がかかってしまう。

その間サラリーマンは独りで喋っている。

サラ 「いや〜飲んだラ、ほんと飲んラ まいったな!」(参るのは俺だ)

    「お兄ちゃ〜んまラ〜〜」(はい、まラれす)

出来上がったお弁当を持ってカウンターに行くとサラリーマンは椅子で寝ている。

俺  「お客さん!・・・お客さん!!お弁当出来上がりましたよ!」

サラ 「うんっ!?おっ寝てた 寝ちゃっ  いくら?」

俺  「え〜唐揚げ弁当とみそ汁で570円になります。」

サラ 「なに?唐揚げ?俺、唐揚げ頼んでレーぞ!のり弁だべ!」(でた!)

俺  「いいえ!お客さん唐揚げ弁当を注文されましたよ!注文繰り返しましたし、伝票にも書 いてありますので」

サラ 「伝票?どれっ 書いてあるけど兄ちゃんが間違って書いたんダベ!」

俺  「・・・・それでは作り直しま」

サラ 「いやっいい!それでいい!また時間かかるべや!」(そりゃそうだ)

子汚い小銭入れからお金を払ってフラフラとお店を出て行こうとするサラリーマンが言った捨て台詞はこうだった。

サラ 「兄チャ〜ん! 貸しラからな!なっ!!」

まったく意味が分かりません・・・俺はまちラッテませんから!もう来ないでくれと何度も願うが、その願いは叶ったためしはありません。

<黒○ニュース>

明日の金曜日は、デコ狭料理人のミノッチが助っ人で登場!

普段では味わえない料理を食べに来て下さ〜い!

                           油臭かった 黒岩

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