2010.1.24 15:16
トップロープからの〜団長 佐々木です。
先日、ずぅ〜っと見たいと思っていた映画「レスラー」をやっと見る事が出来ました。
私的にですよ、あくまで個人的感想ですけどね、100点でした。(それ以上かも・・・。)
ここ数年、数々と映画を観てきまして100点と言えるのはなかなか無かったのですが、この作品は私的に「どストライク」!!満点!!
80年代、主演の「ミッキーローク」は「少年・佐々木くん」と「その仲間達」のヒーローでした。
「ランブルフィッシュ」と言う青春不良物映画では「モーターサイクルボーイ」と言うカリスマ不良青年役を演じていて、まさに憧れでした。
その後、数々の名作に出演し、完全に「大スター」になった彼は「ハーレーダビットソン&マルボロマン」と言う、そのタイトルだけでストライクな映画で私たちの心を更に掴む。(この映画はタイトルだけで内容はイマイチでした・・。)
その映画公開からすぐに「ボクシング」の試合をすると言うことで来日。
そして試合を見た、私たちは「ミッキーローク」から心離れる結果に・・・。
そこのリングに立っていたのは、憧れの「モーターサイクルボーイ」では無く「猫パンチ」で必死に戦う「ぶよぶよに太った白人のおっさん」だったのです。
その後の14年、彼は整形手術で顔が崩れたり、事件を犯し、仕事を干され、破産し、家を失い、カミさんや友達にも逃げられて、ひとりぼっちのドン底に。
そんな彼の半生と、この物語がかなりオーバーラップしていると言う所がたまんなかったです。
しかも私の好きなツボがたくさん盛り込まれているんすよ〜っ!!
ラストシーンの後のエンディングの曲も最高!(スプリングスティーンです。)
だたの「プロレス映画」じゃないっすっ!
娘と離れて暮らす「黒岩くん」は「号泣確実」です!
※「日本語吹替え」よりも実際の「ミッキー」の声(字幕)で見た方がいいです。