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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

『山鼻類人猿物語』

2010.2.9 07:00

「かなり出る量が少なくなってきています」

どうも、黒岩です。

山鼻地区それは、未だ明かされない謎か多く隠されている町。

そこに住む人々もまた謎めいた人物が多く存在している。

そして我らが育った故郷でもある。

先日、食材の買い出しをして昼過ぎにお店の冷たくなったシャッターをいつもの様に開けた。

飲食店独特の匂いが心地いい。

厨房の電気だけをつけて食材を冷蔵庫に入れて行く。毎日やっている事だが綺麗に収まった時には小さな幸せを感じてしまう。

タバコに火をつけカウンターに座るとそこには置き手紙があった。

母のむっちゃんからであった。

ゴリがお店では働く前は、老体にムチを打って毎日遅い時間迄お店を手伝ってくれていた。

今でもお昼にお店に来ては、お通しを作ったり掃除をしてくれている。バカ息子のためにまったくありがたい話だ。

手紙にはこう書かれていた。

「いつもご苦労さん、体の調子はどうだい?よく眠れているかい?」

いつも労いの言葉から始まる置き手紙には心がジ〜ンとなってしまう。手紙はこう続いていた。

写真が出て来たので置いておきます。ところで、この女優さん誰だっけ?隣の男の子は見た事あるんだけど・・・。分かるかい?」

はじめ、何度もそこを読み返した。

「女優」と書くはずが「女ゆう」と書いてあったからだ!「おんなゆう????」いったい何の事かと思ったからである。

手紙と一緒に置いてあった写真をご覧下さい。

女優さんって、自分じゃね〜か!!しかもこっ汚い海をバックに腰に手を当ててモデル立ちしてんじゃね〜よ!!

横の男の子は俺だろ!分かってるでしょ〜が!俺、笑ってなくね〜?つ〜か周りに人居なくね〜?何月の海に行ったの?もしかして台風の去った後とか?寒がってんじゃん俺!

まったくの人物です・・・。シャチみたいな水着を来て百万ドルの笑顔でモデル立ち!まさに山鼻類人猿でございます。

更にもう1枚写真はありました。

またやっちゃた!モデル立ち!!

もう俺は関係無くなっちゃった。自分を全面に押し出して来たね〜ビキニパンツのストローク長くね〜?後ろの建物は牛舎かなんか?

これは完全に「むっちゃんもこんなに綺麗な時があったんだから!」アピールですよね!!

確かに、この時代でこのルックスはかなり上位にくい込むだろうけどね。

康一をはじめ、山鼻には理解不能な人物がまだまだ生息しております。

見苦しい映像があったことを深くお詫びいたします。

                   カエルの子はカエルだと再認識した 黒岩

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