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札幌スーパーギャグメッセンジャーズ

春だす!

2011.4.2 10:57

「おはよう!」って言うと。

「声はいいね!」と言われる。

「椎茸は嫌い!」って言うと。

「え〜こんなに美味しい物を〜」と言われる。

「彼女欲しいな〜」って言うと。

「作る気ないしょ!」って言われる。

こだまでしょうか?

いいえ!どうも黒岩だけです。

なんだ!?春か?春なのか?春が来たのか???

嬉しいね〜「春」今じゃめっきり見なくなった雪解けと共に顔を出す「エッチな本」達を見なくなりましたね〜。

今は、ネットやDVDで見れちゃう時代だからね〜。

今日のランチは、メアラシに教えてもらってからチョイチョイ行っている定食屋「ノスタルジック 浜新」に行って来た。

2時頃なのに、カウンターには疲れ果てたサラリーマンで埋っている。

おっちゃんの観察をしたかったが仕方無く、1人小上がりに上がり込む。

俺は、常連気分で靴を脱ぎながらおばちゃんに「生姜焼定食くださ〜い」と言うが、小さな声で「はい」だけだった・・・。

まだ心を開いてくれていないおばちゃん・・・。

お茶を差し出した右手は、ボーリング選手が手に装着するようなギブス的な物を気軽に付けていたおばちゃん。

そのギブスをネタに親交を深める作戦も考えたが声にならなかった・・・。

「俺はただ、おばちゃんの笑顔が見たいんだ〜〜〜。」

生姜焼が来た。



「水をください!」って言うと「はい」って言う。

言葉のキャッチボールも普通のキャッチボールも出来な俺!

しかし、チャンスは意外な所からやって来た!

定食に付いてきた、小鉢にあり得ない程デカイ「ファッキン椎茸」があった。

これだ!絶対に食べられない椎茸をネタにキャッチボールをもう一度試みよう!

食べ終わる頃には疲れたサラリーマンは居なくなっていて、店内にはおっちゃん、おばちゃん、俺の3人だ!

別に言いたくも無いのに「よいしょっ」って立つ時に言って、もう帰るよ〜の合図を出した。

俺 「ご馳走様で〜す」

おば「730円です」

俺 「ごめんなさい!椎茸残しちゃいました」

無言でおつりを取りに行くおばちゃん、やっぱり駄目か・・・。

おば「はいおつり、何?きのこ全部ダメなの?」

まさかの返答に動揺する俺。

俺 「し、しめじならなんとか!」

「しめじならなんとか!」ってなんじゃそれ!!しかも一回「し」って言ってしまってるし。

でもね、なんかちょっとだけ距離が縮まったような!帰る時、おっちゃんと、おばちゃんの「ありがとうございました」がいつもより大きい声で言ってくれた気がした、バカな事を1人で考えているもうすぐ41歳の春。

                 おばちゃん!早く右手治してね! 黒岩

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